デザインツールであるFigmaを利用する上で、作業効率を高める機能を紹介します。「Component」「Text Style」「Color Style」などの機能を活用すると作業効率を上げるだけでなく、一貫性のあるデザインを作成できます。
一貫性のないデザインはユーザーの混乱を招くことがあるので、これらのツールを活用して、一貫性のあるデザイン作成を目指します。
Component
( デザインパーツを再利用 )
デザインパーツを再利用できるようにするため、Figmaでは Component
と呼ぶ機能を提供しています。
Componentの作成
( command + option + K )
上部メニューのCreate Component
でComponentを作成できます。
ショートカットキー( command + option + K
)でも作成できます。
Instanceの作成
[方法1]
Main ComponentからコピーすることでInstanceを作成できます。
Main Component
とInstance
でLayersのアイコンが異なっていることがわかります。
[方法2]
Componentを作成するとAssetsに登録されます。Assetsから作成済みComponentをDrag & DropすることでInstanceを作成できます。
Main Componentに移動
Go to Main Component
でInstanceの元となるMain Componentに移動できます。
Main Componentに移動直後、Return to instance
で移動元となるInstanceに戻ることもできます。
参考
Style定義
Color Styleの登録
プロパティパネルからColor Styleを作成できます。
Style名に スラッシュ(/)
を入れるとStyleをグループ化でき、定義済みStyleを適用するときに目的のStyleを探しやすくなります。
定義済みStyleを適用しています。
Effect Styleの登録
Drop Shadow
などのEffectもStyle定義として登録しておくことができます。
Text Styleの登録
フォントファミリー
サイズ
行の高さ
間隔
といった定義を登録しておくことができます。