WordPressのユーザパスワードをDBから直接変更する方法について紹介します。
目次
パスワード変更について
ユーザパスワードは、ユーザ登録時に設定したメールアドレスを経由してリセットできます。本来であれば、メールアドレス経由で変更すべきです。
しかし、何らかの理由で登録したメールアドレスを利用できくなってしまった場合などあるかと思います。そういった場合、ここで紹介する方法を利用してみてください。
DBを直接変更するので細心の注意が必要です。また、自己責任で作業を行ってください。
MySQL上でパスワードを変更
変更するテーブルは、WordPressのデータを格納しているDB内の XXXXusers
テーブルです。
XXXX
にはデータベース接頭語が入ります。接頭語が wp_
の場合、 wp_users
となります。
XXXXusers
テーブル内には、以下のカラムが存在します。
- user_login ⇒ ユーザー名
- user_pass ⇒ ハッシュ化されたパスワード
なので、パスワードを変更するには、以下作業が必要です。
- user_loginに対象ユーザ名が格納されたレコードを探し、
- そのレコードのuser_passを変更する
phpMyAdminで修正
- phpMyAdminで対象テーブルを開きます。
2. 対象のユーザ名が登録されたレコードを編集します。鉛筆マークの箇所をクリックすると編集できます。
3. user_passの箇所を変更します。関数は「MD5」を選択します。値には、新しいパスワードを入力します。パスワードは、半角英数字以外の文字を入力しないでください。入力が終わったら「実行する」をクリックします。
以上で、パスワードが変更されました。手順3で入力した新しいパスワードでログインできるようになります。
コマンドラインから修正
コマンドラインから修正するには、以下のようにSQLを実行します。
UPDATE 対象DB.DB接頭語users
SET user_pass = MD5('新しいパスワード')
WHERE user_login = 'パスを変更したいユーザー名';
実行結果です。