抽出(SELECT)、挿入(INSERT)、更新(UPDATE)、削除(DELETE)といった基本クエリの書き方をまとめました。頻繁に使う内容なので、DBを利用する上で必須知識になります。
目次
SELECT|抽出
レコードの抽出にはSELECT文を使います。
/* 基本書式。WHERE, GROUP BY, HAVING, ORDER BYは任意。*/
SELECT フィールド名
FROM テーブル名
WHERE 条件
GROUP BY 集計項目
HAVING 集計項目に対する検索条件
ORDER BY ソート項目
補足 集計関連
SQL | 説明 |
---|---|
select count(*) from テーブル名; | レコード総数を調べる |
select distinct フィールド名 from テーブル名; | 重複を無しにして表示 |
max(フィールド名) | 最大値取得 |
sum(フィールド名) | 合計値取得 |
avg(フィールド名) | 平均値取得 |
補足 ORDER BY(並び替え)
SQL | 説明 |
---|---|
order by フィールド名 | 小さい順に表示 |
order by フィールド名 desc | 大きい順に表示 |
order by フィールド名 desc limit 3 | 上位3つのみを表示 |
INSERT|挿入
レコードの挿入にはINSERT文を使います。
INSERT INTO テーブル名 (カラム1, カラム2, ...)
VALUES (カラム1に挿入する値, カラム2に挿入する値, ...);
複数レコード挿入
INSERT INTO テーブル名
(カラム1, カラム2, ...)
VALUES
(カラム1に挿入する値, カラム2に挿入する値, ...),
(カラム1に挿入する値, カラム2に挿入する値, ...),
(カラム1に挿入する値, カラム2に挿入する値, ...);
SELECT結果を挿入
別テーブルのSELECT結果を挿入することもできます。
INSERT INTO テーブルA
(カラム1, カラム2, ...)
SELECT (カラム1, カラム2, ...)
FROM テーブルB;
UPDATE|更新
レコードの更新にはUPDATE文を使います。
UPDATE DB名.テーブル名
SET カラム名1=値 [, カラム2=値 ...] [WHERE 条件];
DELETE|削除
レコードの削除にはDELETE文を使います。
DELETE FROM DB名.テーブル名 [WHERE 条件];